中学生への和装伝統文化教室(東京エリア)

【日時】令和6年7月16日(月)2時限×2回
【場所】東京都公立中学校
【対象】2年生 40人×2クラス
【スタッフ】スタッフ4名
【授業】『和服伝統文化教室』

ゆかたを自身で着装することによって和服をより
身近なものと感じ、着装意欲の向上につなげる。

また、きものにまつわる伝統文化を学び、
自国の文化に誇りを持ち大切に思う心を育む。
を目標としてきもの教育支援授業を行いました。

【内容】
1. ゆかたを楽しもう
2. きものの礼装
3. 和装での所作
4 . ゆかたのたたみ方

【振り返り】
スタッフは着装経験の無い生徒への指導を時間と戦い
終始全力で行ないましたが、今回は着装体験の時間が
予定以上にかかったてしまいました。

時間配分や指導方法・スタッフ人数などを見直すと
ともに、空白な時間を極力短縮するための工夫をし、
生徒皆さんにとってこの和服伝統文化教室が
日本の伝統文化の学びとして、記憶に残る充実したもの
となるようさらに検討をすすめたいと思います。

<生徒の感想>

ゆかたというのは日本古来の文化であり、それを学ぶのは自分の成長につながったと思う。ゆかたは重く動きづらいけど、それを差し引いても着たいと思える魅力がゆかたにはあるんだと感じた。

初めてゆかたを着てみて、改めて美しい日本の文化に触れることができた。また、着るのには時間はかかるけど、洋服よりも過ごしやすいし涼しい感じがしたので祭りなどでも着てみたいと思った。

私は初めて、しっかりゆかたを着ました。着る前から少しワクワクしていて、関心がありました。着る工程が一番楽しさを感じました。実際に着てみて、心が引き締まったような気がしました。人の心は身につける被服で大きく変化するのだと思いました。

日本で古くから用いられていたゆかたを着ることができて、貴重な体験ができたと思います。また、男女の着方の違いも説明していただき勉強になりました。僕はたたむところが意外にも印象に残りました。今回はありがとうございました。

ゆかたを着てみたという新しい経験ができた。でも、ゆかたを着る手順が長すぎてめんどくさいなぁと思った。もう少し手順を減らすか、簡単に着れるようにしないと着る人が減りそう。でも日本の伝統文化に触れるのは良いと思う。

ゆかたは普段あまり着る機会がなかったので、先生方が優しく教えて下さって、ゆかたを正しい方法で着れたのでとても嬉しかったです。また、日本ならではの服装はとても素敵だと思いました。男女でもゆかたに様々な違いがあり、とても面白いと思いました。

今まで自分でゆかたをきたことがなかったですが今回やってみて、徐々に見本に近づいていっていたり、結び方などをやってみて、とても面白い、楽しいと思うことができました。まだ、やってもらったところがあり、自分でできるのかあやしく、覚えていないこともあったので、何回かやって、今年夏祭りなどできれたら着ていきたいと思いました。

ゆかたを夏祭りなどで着てみたくてネットで調べても、着付けがよく分からなかったけど、今回教室で先生方におしえて頂けて着付け方やおはしょり、おびの結び方、名前など詳しく知ることができました。そしてもっとゆかたが身近になり、また着てみたいと思い楽しかったです。

今までゆかたを着たことは何度かあったが、正しく着たことはなかったため、今回、しっかりとした形でゆかたの着付けを教えてもらい、学びや新鮮な気持ちなど色々な気持ちが合わさった。これからお祭りに行くときなどには、自分でゆかたをきていき、昔の日本の文化を取り入れたいと感じました。

夏だからもっと涼しい素材とか、もっと軽い素材のゆかただったらもっと広く普及しそうだなと思った。でも1つ1つしっかりしめることで特別感があって、にっぽんの文化!って感じがしました。あんまりない機会だったので楽しみながら体験できました。

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