中学生への和装伝統文化教室(東京エリア)

【日時】令和年7月11日(金)1-2時限、3-4時限

【場所】東京都公立中学校

【対象】2年生 33人×2クラス

【スタッフ】スタッフ4名

【授業】『和服伝統文化教室』

【内容】
・きものにまつわる伝統文化の話
・ゆかたの着装体験
・和装の所作(立礼・座礼)
・きものの畳み方(本畳み)
・きもの種類(黒紋服と振り袖)

<アンケート結果>

1. 今回の授業は楽しかったですか

楽しかった

女子

100%

男子

80%

わからない

男子

15%

つまらない

5%

2. ゆかたを着た感想

難しかった

女子

82%

男子

100%

3. 授業で何を感じましたか

日本の歴史、きもの文化の素晴らしさ、などを感じこれらに興味を持った

女子

68%

男子

63%

4. この先『ゆかたやきもの』を着てみたいですか

着たいと思った

女子

86%

男子

52%

【分析】
今回のきものにまつわる伝統文化授業では、ゆかた着装体験で数字的には全員がきつい、難しい、大変だといったマイナスイメージをもったが、着上がった時は嬉しかったと答えた人が多く、ゆかたの素晴らしさなども感じることができたようだ。
またこの先ゆかたを着てみたいかの質問では、「女子86%・男子52%が着てみたい」と答え、女子の方が和装への関心が高いことも分った。
この授業により日本の歴史や伝統、きもの文化の素晴らしさなどに興味をもった生徒が全体の66%にのぼった結果を得たことは有意義な内容の授業であったと考える。
この度、日本の伝統文化を身近にとらえ経験をしたことが、生徒の今後の人生に何か役立つことを期待する。

【準備と結果】
昨年の経験をもとに
①教材の事前準備
②時間配分の工夫
③生徒の誘導方法
上記3点について、学校と密に相談し、学習内容を計画実施した結果、生徒の意欲的に取り組む姿勢が感じられ、予定どおり、イメージどおりの授業を行うことができた。
今後もより良いきもの教育支援授業にするために研究を重ねていきたい。